青年海外協力隊に必要な英語力は?できなくても本当に合格できる?

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ぴよこ
青年海外協力隊になりたいけど英語ができない。。。合格にはどのくらい英語力が必要?

 

JICAで働いていた頃、こんな質問をよくいただきました。

 

結論から言うと、応募に必要な英語力はTOEIC330点、英検3級レベルから応募できます!

ですが、応募が可能というだけなので、合格するには(もちろん現地での活動においても)ぶっちゃけ英語はできるに越したことはないです。

 

この記事では、元青年海外協力隊、帰国後JICAでボランティア担当として働いていた私が、必要な英語力について紹介していきます!

 

この記事でわかること
  • 青年海外協力隊に必要な英語力は?
  • ぶっちゃけ何点あれば受かるのか?
  • 英語ができない。。。と悩むあなたへ。

青年海外協力隊に必要な英語力は?

 

青年海外協力隊の応募に必要な語学レベルはなんと中学生レベルから!実際の応募条件は以下です。

語学力審査について【一般案件】

一般案件の応募に際し、必要となる語学力は、英語の場合、中学卒業程度(英検3級もしくはTOEIC®スコア330点)に設定しております。この目安は合格後の派遣前訓練において語学力を習得する素地があるかどうかを確認することを目的として設定しています。

引用:https://www.jica.go.jp/volunteer/application/seinen/language/

 

 

ただし、この点数をとっていれば合格できるというわけではありません。あくまで応募できるということ。また、要請によって語学力レベルが決まっています。

 

JICAが定める語学レベルは以下です。

引用:https://www.jica.go.jp/volunteer/application/seinen/language/

 

応募の時は、要請(受入国から出された派遣要請のこと。1件の要請に1人の隊員が派遣されます。)ごとに第三希望まで出すんですね。

 

要請っていうのはこんな感じ。

 

 

 

要請ごとに必要となる語学レベルが定められています。

 

うさまる
なので、Dレベルしかないと、応募できる案件が狭まるんですね。(こちらはあくまで目安なので、語学力がレベルに満たなくても応募はできます、)

 

ぶっちゃけ何点あれば受かるのか?

 

 

 

ぴよこ
実際TOEIC300点代とかでも受かる人いるの??

 

て思うところなのですが、実際いました!!私の知り合いにも何人もいます。300点代の人。

ですが、私の印象だと、スポーツ系の人とか、あとは倍率が低い職種の人のイメージです。(統計などはないので、あくまでイメージですが。。。。)

 

JICAのホームページには、以下のようにも書いてあります。

 

2018年春募集合格者の約半数(48.14%)が日常会話程度の語学力でした。

引用:https://www.jica.go.jp/volunteer/support/

 

日常会話レベル(JICAでいうDレベル)というと、英検3級〜準2級、TOEIC330~500点未満。合格者の半数近くがこのレベルだったということです。

 

これならできそうじゃないですか??なので、もしあなたが英語ができない。。。と心配して青年海外協力隊を諦めていたら、それはめちゃめちゃ勿体無いです。!!

 

ただし、英語ができなくて不合格になる可能性ももちろんあります。

 

私の経験談をお話すると、私は環境教育という仕事で応募しました。資格がなくても誰でも応募ができる仕事なので、私が応募した当時は倍率が高い職種でした。(最近は定員割れすることも)

 

実際に私が面接のとき、私の前の順番の男性がとっても環境に関わる知識が豊富だったんです。でも、お話していると、なんども協力隊の面接で落ちているとのことでした。

 

そして実際彼の面接の声が少し聞こえてきたのですが、「語学力が足りない」ときっぱり言われていたのが聞こえてきたんです。。。。

 

うさまる
彼がそのとき合格したのかどうかとかはわかりませんが、やっぱりできるに越したことはないな、というのが私の印象です。

 

協力隊に合格するには、以下4つが必要と言われています。

・技術
・語学
・健康
・ボランティアの適正

 

これらのどの資質も大切なので、著しくどれかが低いと、合格はできない可能性が高まります。ちなみに、私はTOEIC660点、資格無しで合格しました。なので、私の印象ですが、

・コミュニティ開発
・青少年活動
・環境教育

なんかは比較的倍率が高いので、英語ができた方がいいかなという印象です。

 

 

うさまる
が、最近は応募者が減っているので、昔よりは大丈夫かも??コロナの後も、応募者がさらに減るかもですしね。

 

英語ができない。。。と悩むあなたへ。

 

できなくても合格している人もいますし、現地に行けば話さなければ行けない環境になるので、英語ができないからと言って応募を諦めるのはめちゃめちゃ勿体無いです。

 

そもそも英語圏に行かない人もたくさんいますしね。私はラオスで公用語がラオ語でした。非英語圏へ派遣される人は、合格したあと全員がよーいドン!でゼロから語学を学びます。

うさまる
英語力関係ないです。笑 文字を覚えるとか、小学生レベルからのスタートです。

 

合格したら派遣前訓練というものに参加するのですが、語学を中心にみっちり70日間、合宿形式で行うので、ここでも学ぶことができます。

 

それでもやっぱり英語、特に英会話はできた方が圧倒的に良いです。合格しても、英会話ができると現地に言ってからが楽。

 

派遣された国で、英語がわかる現地の友達に英語で現地語を教えてもらったりもできますし、現地で知り合う他の国のボランティアと英語で会話をしなければいけないかもしれません。

うさまる
もちろん、公用語が英語の国に行くならなおさら。

不安な方は今だったらオンライン英会話とか色々安く受けられることがあるので、それで勉強するのがおすすめです。わざわざ対面の高いやつを受ける必要はありません。

うさまる
青年海外協力隊の先輩(その後の進路も国際協力の道を目指している人)は、ラオスにいながらオンラインの英会話レッスンを受けてる方もいました。どこからでも受けられてめちゃ便利ですよね。

 

まとめ

青年海外協力隊の英語力に関してでした!

 

・応募はTOEIC330点、英検3級レベルから
・合格者の半数近くはTOEIC500点未満
・でも人気職種になるほど英語はできた方がいい(気がする)
・できないからといって、応募を諦めるのは超勿体無い

正直、現地に言ってから話さざるを得ない環境に身を置くのが一番語学が伸びると思いますが、今はコロナですし、なかなかそんなわけにはいきませんよね。

今からできる準備として、英語の勉強も少しずつするのがおすすめかも。

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