- 青年海外協力隊の面接って何が聞かれるんだろう?
- 事前の対策って何をすればいいんだろう?
この記事を見てくれているあなたはそんなことで悩んでいるんではないでしょうか。
私も面接前、まさにそんな感じでした!しかも周りに相談できる人ってなかなかいないですよね。
この記事では、そんな昔の私のように悩んでいる方のために、
- 青年海外協力隊の面接で私が実際に聞かれたこと
- 私の答え
- 事前対策・当日の服装
などなど、気になることをまとめてみました!少しでもそんなあなたの参考になれば嬉しいです。
※この記事の内容はあくまで個人的な意見です。
もくじ
青年海外協力隊(JICA海外協力隊)の面接とは?
私が受験した時は青年海外協力隊の面接は以下の2回でした。
- 人物面接15分
- 技術面接15分
人物面接は、人柄やボランティアの適性を見る面接のこと、技術面接はそれぞれの職種の技術顧問の先生(私の場合は環境教育の先生)が行う面接のことです。
私の時は東京で対面で行われましたが、2021年現在はおそらくWEB面接ですね!
(待ち時間が少なくて羨ましい・・・私の時は丸一日拘束されました笑)
青年海外協力隊の面接で実際に質問された内容と私の答え
それぞれの面接で聞かれたことを紹介しますね!^^
基本的には一次試験で聞かれたところが深掘りされるので、復習しておけば大丈夫です!
人物面接
- どうして応募したのか?
- ミクロネシア(私の第一志望)といえば
日本とは違うかなり過酷な状況だが、大丈夫か?
→途上国に行ったことがあるし、雨水や電気がないところも行ったことがあるので辛いと思うが、大丈夫だと思う。 - 親には相談したか
→していない - 親はあなたを応援してくれるか→学生時代も短期留学した時応援してくれた。今度も心配はするだろうが、応援してくれると思う。
- 会社はあなたがやめてこまらないか→困ると思うが、引き継ぎもきちんとするし、社員のやりたいことを応援してくれる会社である
ポイントは親や会社についても聞かれるところです。(現職参加の方は聞かれないと思います。)
JICAからしても、合格出した後で親や会社に引き止められて辞退されるのは防ぎたいところですよね。
理想は事前に親や会社に受験を相談することですが、私は絶対反対されると思ったので相談していませんし、正直に話しました。
技術面接
技術面接は基本的には応募した書類に沿って聞かれました。
ですから、皆さんそれぞれ違うことを聞かれると思いますので、参考程度にしてください。
おそらく大変だったこと、嬉しかったことを聞かれるんじゃないかなと考えています。
- どうして応募したのか?
- 応募書類に書いた内容:ボランティア経験で大変だったこと
→(私の場合は大学祭実行委員会でごみに関わる仕事をしたことを応募時書いたので、それについて。呼びかけてもなかなか分別してくれなかったことなどを話しました) - 行きたくない国はあるか
→行ったことのない国に行きたい私の場合は一貫性のない志望国(ミクロネシア、スーダン、モロッコ)だったので、面接官も戸惑ってました。しかも結果まさかのラオスになりました。笑 - 応募書類に書いた内容:営業の仕事に関して
→当時、法人営業で飛び込み営業をしていたので、その時大変だったこと、嬉しかったことなど - 応募書類に書いた内容:資格に関して(どんな資格か?)
→(私はアクテビティインストラクターという資格をもっていたのでその内容について話しました)
高齢者むけにレクリエーションを企画、行う資格 - 最後に自己アピール
→残りの履歴書に書いてあったことを話したけど、もはや言うこともなくて、緊張でなに話したか覚えていません。。。
ちなみに私はたまたまアクティビティインストラクターという資格(一日講習受けて取れるもの)を、当時の仕事の関係でたまたま持っていました。
そして面接官はその資格を知らなかったので、とっても興味を持ってもらえました。笑
いいか悪いかはおいておいて、さも経験豊富かのように話したのが良かったかなと・・・笑
何も資格がない・・・という方にはオススメです。
友達が面接で聞かれていたこと
強い希望の国や地域がある場合、面接で聞かれる場合があります。
(私の場合はとにかく合格したかったので、志望の国以外でもどこでも行きます!というスタンスでしたが・・・・)
例えば、私の友達は「絶対に南米がいい!」と考えて第1希望〜第3希望まで全て南米で書いたという子がいました。
その子は面接時に「南米でない国に決まった場合はどうしますか?」と質問されたそうです。
その時にどう答えるかも考えておいた方がいいですね。
ちなみにその友達は「南米でないと行きません」と答えたのですが、結果東南アジア派遣になりました。
友達は優秀だったから合格できたと思いますが、個人的には辞退ということはJICAは避けたいと思うので、よほどのこだわりがない限りは柔軟な回答をした方がいいのかな?とも思ったり・・・
青年海外協力隊の面接での事前の対策は?
特別な対策をしなくても、事前の応募書類の内容を振り返っておけば大丈夫だと思います。
あとは親や会社に関して聞かれた時に答えられるようにしておきましょう。
余裕がある人は面接練習などを知り合いに頼んでしてもらうといいんじゃないかな〜と思います。
面接時のポイント
面接だけに関わらず、JICA海外協力隊の応募に関わることですが、合格のポイントは以下の3つ。
- ボランティアの資質
- 技術
- 語学
※一次試験ではこれに加えて健康であるか?も健康診断で見られています。
公式ホームーページには以下のように書かれています。
Q.5:面接ではどのようなことを聞かれるのでしょうか?また、選考ではどのようなポイントを見られているのでしょうか?
JICA海外協力隊として必要な条件を満たしているかどうかを確認しています。主に確認する点は以下の3点です。
- ① 応募動機、意欲、異文化への適応力、JICA海外協力隊としての資質
- ② 技術、知識、経験は指導可能なレベルか
- ③ 語学力は活動、生活に支障がないレベルか
応募書類には応募する要請への対応が可能なことが分かるように、お持ちの技術や経験等を記載してください。
なお、二次選考には、「技術面接」と「人物面接」があり、「技術面接」は、要請されている内容について対応可能であるかを判断するためのものです。
職種によって異なりますが、知識や経験を質問するものが多くなります。
「人物面接」は応募動機、積極性、適応性、協調性、参加後の社会還元の考えなど、JICA海外協力隊としてふさわしい適性を備えているかどうかを判断するためのものです。
ご自身の思いや考えを自然体で伝えて頂くことが大事です
引用:よくある質問まとめ
専門性が問われる職種だと技術に関しても突っ込まれた質問がくると思います。が、特別な資格が必要のない職種であれば、意欲、異文化への適応力なんかが大事なのかなあと思います。
また、以下のページから各職種で求められる能力が書いてありますので、これを参考にエピソードを考えるのがいいと思います。
青年海外協力隊の面接を終えての感想
基本的に事前に提出した書類に沿った質問なので見返して説明できるようにしておけば大丈夫です。
聞かれたことはほとんど私自身のことでした。
私はてっきり第一志望のミクロネシアや要請の内容に関して色々聞かれるのかと思って調べていたのですが、またく聞かれませんでした。
雰囲気はどちらの面接も終始なごやかな雰囲気だったので、リラックスできました。
ただし、待合室でとなりだったコミュニティ開発志望の男の子は「圧迫面接だった、、、絶対落ちた、、、」
と落ち込んでいて笑
かなり面接官に厳しく突っ込まれたとのことだったので、職種によるのかも。
特に人物面接はストレス耐性を見られているといわれています。
JICA的に一番困るのは隊員の技術不足、語学力不足よりも途中で任期を短縮して帰ってくることだからですね。
技術面ももちろん大切ですが、それよりも日本より過酷な環境でも耐えられるか、柔軟さはあるか?などを重点的に見ているのかなと思います。
特にコミュニティ開発は倍率も高いしアフリカの僻地等、過酷な場合が多いので圧迫が多いのかなと
逆に応募者が少ないニッチな職種だと「意思確認で終わった」なんて人もいました。笑
青年海外協力隊の面接で聞かれたこと:まとめ
青年海外協力隊の面接で聞かれたこと、まとめに関してでした!
まとめると
- 基本的には応募書類の内容の深堀
- 親、会社に関しても答えられるようにすること
- 希望の国に思い入れがある場合、それを伝えるかを決めておくこと
これから面接の方、応援しています〜!
私もパラグアイのOBで1984年一次隊で5回チャレンジして合格しました。当時は一次試験は地方で筆記、合格したら東京で2次面接。面接には集団面接あり県外の人のアピールの仕方に驚いてました。英語の面接もありました。帰国後OBも一次試験の立会人として参加。一次試験合格者に模擬面接もやりました。応募動機が一番大事であなたのアドバイス記事見てとても感心しました。とても参考になる記事です。問題は男性より女性が多くなった事ですかね。