一人当たりの派遣費用は2000万円。興味をもったら知っておきたい青年海外協力隊基本情報

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私は今青年海外協力隊としてラオスに派遣されています

海外に興味がある人は名前をきいたことがあるかもしれない

海外青年協力隊とかいろいろ言われることもあるけど
正しくは青年海外協力隊です

青年海外協力隊って実際何?って人のために
基本事項まとめました

青年海外協力隊とは、、、

JICA ボランティア事業は、日本政府の ODA(政府開発援助)の一環として、
独立行政法人国際協力機構が実施する事業です。

開発途上国または日系人社会からの要請に基づき、それに見合った技術・知識・経験を持ち、
「現地の人々のために活かしたい」と望む方を募集し、選考、訓練を経て派遣します。
現地の 人々と共 に生活し 、働き、 彼らと同じ 言葉で話し、相互理解を図りながら、
彼らの自助努力を促進するように活動することを特色とした草の根レベルのボランティアです
JICAボランティアホームより

よく、勘違いとして、日本の国際協力=青年海外協力隊ととらえる人もいるけど
日本の国際協力はJICAの専門家などプロが行っており、
青年海外協力隊はJICA事業の中のひとつであるボランティア事業です。

募集は春募集、秋募集の年2回

年約1000人が派遣されており、これまでに4万人以上が派遣されています。
種類は以下の5種類

青年海外協力隊
シニアボランティア
日系社会青年ボランティア
日系社会シニアボランティア
短期ボランティア

派遣人数が最も多いのは青年海外協力隊
青年海外協力隊では一次試験は書類(職種別問題あり)と健康診断
2次試験は技術面接と人物面接(同日開催)

だいたい応募から合格まで半年くらい

資格、社会人経験なし、英語ができなくても応募できる

協力隊というと、医療、教育などの専門的な知識、
社会人経験が必要と思われがち

でもコミュニティ開発、青少年活動など
無資格でも応募できる職種も。
職種は120種類以上

新卒の人、大学院在学中の人も合格者にはいます。

英語ができないといけない、と思われがちですが、
なんとTOEIC330点、英検3級レベルから応募できる
そして、実際これくらいの点数で受かった人を何人も知っている

英語圏に行く人ばかりではないし、現に私も任地ではほぼ英語は使わない
ただし、倍率が高い職種に応募を考えているなら、英語はできた方が絶対いい

また、ラオスのように、英語圏以外のところに派遣されるなら英語はいらないが、
現地語学学校では英語でラオス語の授業をうけるため、
できないと結構辛い

ボランティアが費用を負担することはない

派遣前には70日間の訓練や、職種によっては技術補完研修がある
それに加え渡航費など、これら派遣にかかる費用ははすべてJICA持ちである。
ボランティアは一切費用を負担せず2年間を過ごすことができる

現地では生活費、住居費、活動費、またそれとは別に国内手当がもらえ、
協力隊が自己負担することは一切ない
タイトルにもあるが、協力隊一人当たりの派遣にかかる費用は
2000万円ともいわれている

青年海外協力隊派遣から50周年

協力隊は去年50周年でした。
images
50周年を記念して協力隊ソングや映画が作られました。
ちなみに映画は協力隊経験者からは批判がたくさんあったそう。。。
私も帰国したらみてみたい

ちなみに私が派遣されているラオスは協力隊が一番最初に派遣された国です。
なので、ラオスも協力隊派遣50周年。式典がラオスでも開催されました。DSCF2194

以上、基本情報でした!

JICAについて、よりくわしく知りたい人はJICAホームページへ

http://www.jica.go.jp/volunteer/

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