よく協力隊に関して質問を受けること。
英語ペラペラじゃないけど応募できる?
英語勉強してから協力隊受けてみる!
とか。
青年海外協力隊は英語力どのくらい必要なのでしょうか。
結論から言えば応募の最低条件はかなり低いです。
応募の基準
協力隊の応募条件は
応募なら英検3級レベルから応募できます
青年海外協力隊・日系社会青年ボランティアの応募に際し、必要となる語学力は、英語の場合、中学卒業程度(英検3級もしくはTOEIC®スコア330点)に設定しております。この目安は合格後の派遣前訓練において語学力を修得する素地があるかどうかを確認することを目的として設定しています
引用:JICAプラットフォーム
ぜんぜん高くないですよね。
ただしこれは応募の最低条件です。
もちろん実際にTOEIC300点代で合格した人もいます。
ただし、合格できる人もいれば落とされる人もいます。
その違いは何でしょうか。
実際に合格した人
英語ができなくても合格できる人
傾向としては、
資格がいる専門職、倍率の低い職種の人です。
例えば定員が一人で応募も一人だった場合。
またスポーツ隊員で求められる力が
技術だったり。
スポーツや医療系だとその専門をずーーっと
携わっていて英語苦手って人が多いですし、
語学力よりも経験がもちろん重視です。
逆に英語力で落された人はどんな人かというと
倍率の高い職種です。
主に資格のいらない
青少年活動、コミュニティ開発、環境教育です。
応募要請に書かれている求められる基準も高いです。
資格がなくても協力隊にいきたい!って思う人は
やっぱり海外経験ある人が多いです。
そんな人たちと面接で比べられます。
例えば私の面接の前だった人
環境教育で応募した人。
面接を待っているとき、面接官の声が廊下にまで響いてきました。
その人は受験が2~3回めだったとのこと。
専門性も問題ないくらい経歴もあり。
でも何度も落ちているんです。
なぜか。英語力が足りないせいでした。
(面接官に言われているのが聞こえてきました)
なので倍率の高い職種(コミュニティ開発、青少年活動、環境教育)
では英語は最低限できた方がいいです。
できれば500点くらいはあった方がいいでしょう。
いや私英語できないし点数低いけど受かった人
知ってるよーーという人。
その人は英語を差し引いても面接官の目にかかる
能力があったんでしょう。
結局英語はできた方がいいか。
資格がいらない倍率が高い職種は
確実に英語はできた方がいいです。
ここでいう英語ができる、とは
TOEICの点数がそこそこあること
もしくはなにかしらの他の語学ができること
協力隊にスピーキングのテストはないので。
ただしそんな高得点はいらないので
英語が理由で応募を気にしている人は、
まず応募してみることをお勧めします。
英語ができないと派遣後どうなる?
英語圏派遣の人
英語ができずに合格すると
派遣訓練(協力隊全員に定められている70日間の泊まり込み語学訓練)で
スタッフに呼び出される人もいます。
訓練所での委員会は控えるように、とか
しっかり勉強しないと卒業できないとか
釘をさされます。
また訓練から英語を使ったワークショップの
授業などあるので大変そうでした。
ただ、どんなレベルあれ
年間英語使って活動するのでみんなかなり伸びます。
ペラペラです。
英語圏以外の人
マイナー言語だと結局いちからその言語を学ぶので
訓練所では英語は使いません。
そして現地語を勉強するにつれて英語を忘れます。
ただし、私の場合ラオスについてからの語学学校は
英語でラオス語学の授業だったり。
もちろん日々接するのはラオ人ですが、
英語を使う機会もたくさんあるので
できた方がいいですね。
久しぶりに外国人と話しても
英語がまったくでてきません。
ラオ語と大混乱。
トリリンガルって本当にすごい。
私もまた英語も勉強中です
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