環境教育隊員のごみのワークショップ紹介

実際環境教育ってどんなワークショップやってるの?

途上国のポイ捨てをなんとかしたいけど
ワークショップなんて思いつかない!

そんな人のために今日は
数か月前実際に私が行った
環境教育のプログラムを紹介します

ワークショップをやる前に確認したいこと

・人数
・年齢
・場所
・手伝ってくれる人

・ごみ問題なら、その土地のごみ回収、分別方法など

ワークショップの目的
終えた時どんな変化をもたらしたいか

これをもとにプログラムを組み立てます。

例えば私の場合
場所:子供文化センター(ラオスの学童のようなところ)
人数:30人
年齢:12歳~15歳
子供たちの関心度:?
手伝ってくれる人:先生2人(青少年活動隊員と共同)

私は青少年活動隊員と一緒に行ったので
この辺の情報がとてもスムーズに得られました

一人でやる場合は先生とかに聞かなきゃですね。

ワークショップの目標
・ごみに関心を持つ
・なぜポイ捨てはだめか
ごみをごみ箱にいれなければいけないか理解する

ワークショップ流れ

①身の回りにはどんなごみがあるかな?

子供たちに普段どんなごみがでているか質問

お菓子の袋!
缶!
焼き物の串なんかもでてきました

とにかく子供に発言してもらいました

②ごみを分別するとしたら、どう分けられるかな?

ごみの絵を描いたカード6種類と模造紙を用意
その名の通り、グループごとに自由にごみを分類してもらう

自分で考えるのが苦手なラオスの子供たちに
自由に考えてほしかったワークショップ。
あとはどのくらいごみ分別の知識があるかも確認したくて

好きなように分別してねーー
正解はないよーー
自由に分類してーーと説明したのですが

でも自由にっていうのが難しかったみたい。

そのあとグループごとに発表

何も教えてないのに分解できるもの、
できないものに分別して
説明していたグループも。
このあとは任地の分別に応じて分別方法を教えてもいい。

ラオスはリサイクルはできないので
自然のものと人口のものという分け方の例を伝えました

③分解年数あてゲーム

JICAの研修でも教わったこのゲーム

カードを配って、
描かれているごみがどれくらいの年数で分解され
土に変えるかを推測してもらう

そして年数が短い順に並んでもらい、答え合わせ。

子供たちはゲームが大好きなので大盛り上がり。
そのあとは実際に何年かかるのか、もう一度クイズ

順番に並ぶときに年数もカードの裏に書いてもらってもいいかも

ただし、実際これらのごみは分解され土にかえるのではなく、
年数がたつにつれ細かく粉砕されて見えなくなっていくだけです

分解年数にもいろんな説があります。
参考にラオス環境教育の資料に書かれている分解年数は

バナナの皮 1か月
紙     2か月
プラスチック袋 20年
ペットボトル 450年
缶     100万年
ビン    200万年

ぞっとしますね。。。

④みんなでゴミ拾い、振り返り

普段遊んでいるセンターをひろって
どんなごみの種類が一番多いか振り返りました。

どんなごみが多かったー?
このごみは分解するのにどのくらいの年数だっけー?
みたいな感じで

ちなみにここのセンターは職員が子供に
おかしとか、ジュースを販売しています

なのでプラスチックが多かったです

もしここにポイ捨てしたら
ごみはずっと残るんだよーー
それは良いことかな?
町はきれいかな?

だからごみはゴミ箱に捨てよう

みたいな感じでまとめました

ポイント、終わってみて

楽しんでもらうためゲームを取り入れる

自分で考えることが苦手な子供たちに
少しでも自分たちで考える時間をとってもらう

結果として、どちらもやってよかったです

あと子供に感想とか聞いたほうがよかったかも。

反省点は私のワークショップスキルのなさ。
一緒に行った先輩をお手本に子供を飽きさせないようにしないと。

写真載せていいのかわからなかったので
載せてませんが、進行はほとんど先輩がやってくれました
尊敬。。。。

まとめ

このワークショップを一度やったからといって
もちろん効果がすぐ出るわけではありません

実際終わった後の教室もごみが散らばっていたり、、

まずはごみに興味をもってもらうところから
行動に起こすのはとっても難しい

例えばラオスだと、ごみをごみ箱にいれる、

そんな私たちにとって当たり前のことも難しい

長年の習慣を変えることは大変。
根気強く、一歩一歩が大切だと思います

そして私はワークショップ経験が皆無。
ワークショップのアイディア、組み立ては貢献できたけど
青少年活動隊員の先輩に当日の進行は頼りっぱなしだったので反省。

ちなみにワークショップのアイディアは
環境教育の研修でやったこと
世界にいる環境教育隊員のブログ
ネットの情報を参考にしてます。

ごみ問題のワークショップの参考になれば嬉しいです。

もっとこうしたらいい
こんなワークショップもある
そんな意見大歓迎です。

2 件のコメント

  • 初めまして。私JICAボランティアの2016年度2次隊、森隆史です。(現サワンナケート在住で上記の記事に映っていたきょうへいさんと同じCCCで活動をしています。)。
    突然のコメントすみません。私のCCCでも『ゴミ』問題として近々環境教育について授業もしくはワークショップをひらこうと考えていたところ、サイトからサイトに飛んでこのページにたどりつきました。

    ワークショップの指導案?(流れ)や子供達の反応等が記載されており凄く参考になりました。他、ゴミ山の事やゴミ収集の運営の仕方、焼却事情などまだまだ知らない事ばかりだと痛感させられたところです。。

    職種が環境教育という事で、また総会時等でお話する機会がありましたら、お話を聞きたいところです。よろしくお願いしたいところです。失礼します。

    • 隆史くん
      こんにちは!コメントありがとうございます。
      参考になったといってもらえて、記事書いてよかった~~って思いました。少しでも隆史くんの活動の役に立ったならとっても嬉しいです。
      CCC含め、ゴミはラオス全体の課題ですよね。私の職場の人(大学で環境を学んできた天然資源環境局勤務の人)でさえ、平気でポイ捨てするのが現状です。
      なので、すぐすぐすべてを解決というのは難しいかもしれなくて、とても根気のいる分野かなと思っています。私のCCCの様子をぜひ聞きたいです。これからもラオスの環境の情報アップしますね。また6月いろいろお話ししましょう(#^^#)

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    ABOUTこの記事をかいた人

    SAKKO

    1990年石川県生まれ。 2012年3月に大学(言語文化学科)を卒業し、神奈川県で3年間医療関係会社で営業の仕事をしたのち、青年海外協力隊参加。 隊次:平成27年度2次隊 職種:環境教育  派遣国:ラオス