東南アジア最貧国ラオスのほうが日本より子育てしやすいと思う理由

ラオス隊員同士でよく話すことがある。

「子育てするなら
ラオスみたいなところで育てたい」

「日本は子供にやさしくない」

ということ。

「えっ衛生面悪くない?」
「ラオスで子育ってなんて何がいいの?」

と日本にいたときの私ならそう思いました。

たしかに東南アジア最貧国のラオス

ラオスの妊産婦死亡率は
10万人に470人(日本では5人)*

乳幼児死亡率は
1,000人に54人(日本では3人)*
ともにアジアトップクラスです。

まだまだ問題がたくさん

**出典:2012 WHO世界保健統計

それでも一年半住んだ私からみえるラオスは
日本に比べて
とっても赤ちゃんや母親にやさしい社会

ラオス子育て事情

私の同僚の一人に同年代の女性(28歳)がいます。

熱があって子供が保育園を休んだ日のこと。

事務所に子供を連れてくるんです!

そして事務所で子供にミルク飲ませたり、
寝かせたり、、、、

いやいや
大事なパソコンやら資料のそばで
ご飯食べさせたりだめでしょー
と、つっこみたくなりますが笑

ラオスこれだけでも日本と比較すると
なんて融通のきく環境だろうって思います。

日本なんて
大企業の一部に
託児所あるくらいじゃないですか。

夏休みの間は
職場に連れてきていい制度とかも大企業。

そしてラオスのいいなーと思うのが
職場の他の同僚の対応。

男性職員が圧倒的に多いのだけど
みーーんな超!笑顔!

子供が泣いても話しかけても
誰一人とめんどくさそうな顔しないし

みーーんな積極的にあやしてます。

みんなで子育てって感じ。
この感覚がすごーく好き。

お母さんがつきっきりでみてるわけでもなく
いつも通り、電話対応、資料作成して
子供のことはけっこう放置

子供も勝手に部屋の中を
うろうろして遊んでます

みんなで働きながら様子を見る感じ

なんで日本のほうが子育てしにくく見えるのか

私は結婚もしてないし
もちろん子育ての経験もない。

でも私から見ても圧倒的に
日本のほうがお母さんたちにとって
しんどくみえる。

日本が他人に迷惑かけちゃいけない
っていう気持ちが強すぎるからかなーと。

小さいときから教えられますよね。

日本だと電車移動とかベビーカーとか
スペース使うのも仕方ないじゃないですか。

それを迷惑そうにする人もいるし。
小さい子供は邪魔者という空気が蔓延していたり
お母さん方肩身せまそうだし。

それで何か子供にあったら
すべてお母さんのせいだったり。

ラオスの助け合い文化

ラオスでは
スワイカン(ラオス語で助け合い)
という言葉がよくつかわれます。

ラオスにきたら迷惑かけて当たり前
もちろん迷惑なんて思っていない
みんなお互い様。

それまでは人に迷惑かけちゃいけないのが
当たり前だと思ってたけど
当たり前じゃなかった。

そもそも人に迷惑かけずに
生きていくなんて不可能だし

みんなそれぞれ、迷惑かけたり
助け合いながら生活していくほうが
よっぽど安心して
幸せに暮らせるんじゃないかなー

日本はなんでもそろって
すべてがきっちりしてて素晴らしいけど
どこか窮屈で
暮らしにくくなってる気がする

日本とラオスの今後

少子化対策とか
女性が働きやすい社会とか

いろいろ言われているけど

まずは周りの人が赤ちゃんへの声掛けとか
あたたく迎える雰囲気とか。

それがまず第一歩なんじゃないでしょうか。

その雰囲気がきっと周りの人の行動を変えていって
赤ちゃんや妊婦さんにやさしい社会になって

迷惑かけてお互い様で
助け合って
過ごしやすい街をつくって行くんだろうなー
地域のつながりもでてくるだろうし。

そしてラオスの子育てだって
もちろん衛生面とか
母子死亡率とか、、、
問題はたくさん。

ラオスは50年前の日本みたい
だとよく言われます

そして日本も昔は
ご近所さんみんなで育てるって文化だったと。

たとえば50年後、
ラオスがもっと発展しても
ずっと助け合いの文化であってほしいです

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ABOUTこの記事をかいた人

SAKKO

1990年石川県生まれ。 2012年3月に大学(言語文化学科)を卒業し、神奈川県で3年間医療関係会社で営業の仕事をしたのち、青年海外協力隊参加。 隊次:平成27年度2次隊 職種:環境教育  派遣国:ラオス