青年海外協力隊の環境教育って何するの?と思ったあなたへ

青年海外協力隊に応募するとき
資格がなくて応募ができる三代職種は

コミュニテイ開発
青少年活動
環境教育

その中で
環境教育って何をするんだろう。。。
自分には専門知識がないからムリ
ていうか難しそう。。。

こう考えたことありませんか?

資格がなくても青年海外協力隊応募を考えていて
難しそうだからって環境教育を候補から外している人はもったいない。

私は迷ったけど環境教育に応募していなかったら
協力隊になれていなかったと思う。

職種に迷っている人がいたら環境教育をぜひお勧めしたい。
青年海外協力隊環境教育について紹介します。

そもそも途上国の環境問題って?

 

青年海外協力隊が派遣される途上国の多くは
急激に経済が発達し、生活が変化している国が多いです。

経済の発展に伴いゴミが急激に増えているのに処理が追いついていない。
下水道の処理が追いついていないなど。

そのため、海、川の汚染や健康被害も深刻です。

例えばラオスだとリサイクル施設も、ゴミ焼却場もありません。
すべて埋め立て

近年経済が活発になり輸入品も増え
ゴミが急激に増えています。

プラスチックごみのポイ捨てなどが問題はたくさん

人口増加や開発などの影響で資源の破壊も急速に進んでいます

協力隊の派遣先は地方自治体、NGO、国立公園など

私はの配属先は
ラオスサヤブリ県天然資源環境局環境課

同期も地方自治体が多かったです。
国立公園などの人もいます。

具体的にどんな活動?

青年海外協力隊の環境教育活動は本当にいろいろ

JICAで募集されている要請内容は
グリーン系、ブラウン系に分けられます。

グリーン系とは
森林保全、生物多様性、自然に関わる活動

ブラウン系とは
ゴミ問題、公害とか、、、

私の同期はほとんどがブラウン系でした。

でもどんな活動でも環境教育は必ず繋がります。

例えばゴミの話から自然に関わることにもつなげられるし
その逆もできますよね。

ブラウン系だから、、、グリーン系だから、、
ということに限らず、色んな角度からの活動ができる人が必要ということで
最近はカーキ系と呼ばれたりします。
中間ですね。

活動内容も幅広いです。

実際の私の要請内容

要請とは配属先の状況やボランティアの活動内容についての概要のことです。

私の要請は
・学校や子供センターでの環境教育の実地(ポイ捨て、3Rなど基本的な内容)
・家庭コンポスト(生ごみのたい肥化)の普及
・配属先への環境教育の実地

これ以外にも基本何をしてもいいし、割と自由です。
そもそも要請がわりと自由度高めです。

これ以外の他の同期の仕事だと、、

・環境のイベント、キャンペーン実地
・ゴミ収集システム改善
・教材開発、、、
などなど人によって、配属先によってさまざま

どんな人が合格してるの?

私の27年度2次隊環境教育隊員は同期が24人

年間で60人前後環境教育として合格者がいて、
4回に分かれて訓練、派遣されています。
みんな年齢、学歴などもさまざま

・環境系の学部を出ている人
・環境関連の仕事、ボランティアをしていた人
・教育関連の仕事をしていた人(学童、塾講師、NPOなど)
・海外滞在歴が長い人

でも専門知識を勉強してこなかった、
環境関連の仕事をしてこなかった
そんな私みたいな人も受かっています。

ただし知識、経験不足を痛感する日々なので
ボランティアとかできることから日本でやっておくことがいいと思う

環境教育に応募するメリットは?

①研修が長い、基本的知識を学べる

青年海外協力隊には
技術補完研修というものがあります。

これは名前の通り、技術を補完する研修。
全員が受ける語学中心の派遣前訓練とは別です。

職種やその人の経験によっては技術保管研修事態がない人もいます。

例えば看護師や薬剤師などは研修はないし
青少年活動は個人で学校に訪問してレポート提出という形。

環境教育は5日間、10日間の計2回研修が全員参加

資格や経験がなくてもしっかり学ぶ機会があるし
5日間の訓練は全員同じ宿泊施設なので仲良くなれるし、
派遣前訓練より前に仲間ができるのはとても心強い

②倍率が低い

無資格で応募できるものの中で、最も倍率が低い

資格が全くない人が応募できるものは
JICA提示で主に

・コミュニティ開発
・青少年活動
・環境教育

※他にも応募できる職種はありますが、
募集人数が多いのはこの3つ

この3つで比較し一番2015年度秋募集では

コミュニティ開発 2.98倍
青少年活動8.64倍
環境教育2.72倍

環境教育が一番低い!

ただし低いといっても協力隊のなかでは倍率が高い方なので

他の職種を探すのもありです。
例えば、環境教育なら水質検査、、
コミュニティ開発で農業系なら野菜栽培など、、、

③いろんな隊員とコラボできる

環境教育って誰にでも当てはまること
例えば私の場合、同じ任地の青少年活動の活動先である
子供センター(日本で言う学童のようなもの)
で環境教育を行うこともできる。

バレーボール隊員、サッカー隊員の活動先である、
体育館、グラウンドでペットボトルリサイクルを導入したり、、、

これ以外にも
看護師隊員がいれば医療廃棄物勉強会ができるし

小学校隊員がいれば一緒に授業ができるし

コミュニティ隊員と廃物を使ったリサイクル製品を開発している隊員もいる。

一人でできることには限りがあります。
アイディア次第でなんでもできる!

環境教育のデメリットは?

というか、実際派遣されてみて辛かったこと

➀赴任したら活動場所さがしから始まる

私の場合ですが、決まった場所がありません。
(最初から場所が決まっている人もいます)

例えば小学校隊員なら、配属先は小学校
看護師隊員は配属先は病院

ですが私は役所配属。

事務所にいて机に座っているだけでは何も始まりません。
例えば授業するなら学校を
まずは見つけるところから

これが結構辛い
同期が早速授業をしているなか
私はまずフィールド探しから、

まぁ決まってないということはどこでも活動できるということ!

②ごみまみれがしんどい

ごみ処理場行ったり、
ゴミ拾いしたりしていると
たまにすごーく辛いし臭いし、、、
みじめな気持ちになります。
(私だけ?)

商品開発をしていたり、
子供と遊んでいる他の隊員がかっこよく見えたりする。笑

③矛盾を感じるときがある

たしかに途上国はゴミ処理が追いついていない
でもこの製品は先進国から輸入してきたものもたくさん。

このゴミを生み出しているのは誰?
大量生産、大量消費を促しているのは誰?

地球規模でみたとき、環境問題の責任は先進国にある。
そもそも日本のごみの排出量は世界トップクラス。

実は日本の焼却施設もアメリカの何倍もあるんです

そんな国の人間である私がラオスの人に
ゴミを減らしましょう、なんていう資格はあるのだろうか。

でも、今まで日本が公害問題をはじめ、たくさんの失敗をしてきているのも事実。
この経験を伝えることが大切だと思う。

まとめ

色々書いたけど、迷っていたらぜひ環境教育をお勧めしたい

私は環境教育に応募して良かったと今心から思っている
環境教育とは、未来について考え、行動できる人間を増やすこと

目先の利益ばかりを見ていては、
いつかこの地球に住めなくなってしまう。

それを勉強、実践できる場にいれて本当に嬉しい。

4 件のコメント

  • ブログを読ませて頂きました。
    とても分かりやすかったです。参考になりました。
    私自身、青年海外協力隊の応募を検討しており、
    特に手に職がないため、環境教育を考えたのですが、
    職種別試験に環境教育活動、環境教育以外の教育活動、上記以外のボランティア活動、異文化体験を記述するところがあるのですが、ボランティアとは募金や衣類を送る等でも良いのでしょうか?また、異文化体験とは、どこまでの範囲を言っているのでしょうか?海外旅行では話になりませんか?
    もしわかることがあれば教えて頂けたら幸いです。現地での活動頑張って下さい!応援しています。

    • こんにちは!コメントありがとうございます。
      ボランティア体験とは幅広いので、募金や衣類を送るということがいい、悪いということはないと思います。
      ただ、環境教育の応募前のポイントや求められる力として企画や運営、課題発見力、創意工夫力、リーダシップなどが書かれています。なので、何を行ったかよりも、その活動が自ら動いて働きかけこと(例えばコンビニでそこにあるボックスに募金するのではなく自ら募金運動を企画、行ったなど)のほうが、言い方は悪いですが、JICAが求めていることかな、と思います。
      異文化体験においてですが、協力隊が初海外だ、という人もいます。なのでこちらも海外旅行では話にならないということはないと思います。が、例えば海外旅行で現地の人と関わった話だったり、日本での体験でできる異文化体験でもいいと思いますし、もしアピールできるところがあれば書いたほうがいいです。文化が異なる人とのコミュニケーションや異文化適応力などが知りたいのだと思います。
      合格者の中には協力隊が初海外の人もいれば、海外の大学を卒業して語学堪能の人もいます。ボランティアと全く関係のない人生を歩んできた人もいれば、NGO、NPOでずっと働いていたという人もいます。なのでこれがだめ、これは良いということは一概には難しいですが、2年間途上国で現地の人と健康に活動続けられそうか、をJICAは一番みています。aikaさんの今までの人生にで行ってきたこと、一見協力隊に関係ないかもしれないことでも書類にこめてaikaさんのことを知ってもらうことが大切だと思います。
      いろいろ書きましたが、私も応募書類はすっごく悩み、最初応募を検討した時は自分には無理だと応募をやめました。2回目もとてもとても悩み期限前日のぎりぎりまで書いてました。そして嘘はだめですが、人に誇れる経験もなかったので、少し大げさに盛って書きました笑 
      すべて私個人の考えです。今回の応募でしょうか?少しでもaikaさんの参考になれば嬉しいです。コメント頂けてとっても嬉しいです。私も応援してますね。お互い頑張りましょう!

  • ブログ拝見しました!
    環境隊員の活動内容がよく分かりました。地道ですがとても大切な活動ですね。応援しています。
    ちなみに私はビエンチャン在住です。 以前よりJICAの方に聞きたい事があったので協力隊員のSAKIさんを窓口に質問をさせていただきたいのですが。。。
    ここ最近日本の支援で(恐らくJICA)日本式のゴミ収集車を見るようになりました。 ごみを圧縮して回収するタイプです。 ビエンチャンではゴミ分別を義務付けられていないので、もしスプレー缶やらライター等が誤って発火したら作業員に危険が、、、といつも思ってるんです。
    もしかしたら首都でも分別教育は実施しているのかもしれませんが、全く普及していないです。そんな状況でゴミ収集車を導入するのって、効果があるものなんでしょうか。。ずっとモヤモヤしています。。
    ビエンチャン市内のゴミ焼却場の建設はJICAが請け負ったというのは聞いたことがあるので、恐らくゴミ収集車もJICAの発案だと思うのですが。
    SAKIさんは隊員の方なので関係のない話だと思うのですが、日本でもたまにライターでのゴミ収集車での事故等を見聞きするので、素人ながらこんな事業を今の時点で導入できるものなのか疑問に思っているんです。 日本の請け負い業者へ仕事を流すのが第一で現場を分かってるいないんじゃないかと。。 ビエンチャンには日本支援の使われなくなった箱もの施設を沢山目にします。 今回のゴミ収集車の導入も現場の作業員の事より日本の事を優先してる気がするんです。
    とりとめのない文で申し訳ないです。SAKIさんにお聞きする事ではないし、ド素人が口を挟むことではないのですが、あの車を目にするようになってからずっとモヤモヤしてまして。。
    もし何かご存じの事があれば教えてください。

  • こんにちは!コメントありがとうございます。ご意見いただけてとっても嬉しいです。そして出張などでばたばたしており返事が遅くなってしまって本当に申し訳ありません。
    そしてビエンチャン在住なのですね。ビエンチャンのごみ収集車は日本の支援です。ほかに私が住んでいるサイニャブリ県、ルアンパバーンでも日本の支援の収集車が入っています。去年新たに収集車が追加で支援されました。ビエンチャンですと、ごみの中間処理施設も日本の支援で建てられています。

    現在のビエンチャンですと、分別収集も国の政策としては行っていません。民間の会社が資源になるものを購入している程度です。これは分別してもラオスではリサイクルできる機能がないことが理由です。
    ただ、ごみ収集車は私個人の意見では野焼きやごみの不法投棄をさける意味でも必要かなと思います。ビエンチャンごみの回収率まだまだ低く20%~30%とも言われています。サイニャブリで40%前後。政府としては回収率100%を目指しています。道路の関係で回収が回れない地域ではごみを燃やして対応している状況です。昔のラオスならごみ収集車は必要なかったと思いますが、経済発展の進んで輸入製品が急増したビエンチャンではごみを回収しはじめることが第一かなと思います。
    しかし、お話いただいたライターやスプレーの件、おっしゃられた通り大変危険です。
    ご意見いただいたように物を支援して、その教育やアフターフォローが不十分なのかなと思います。ごみ収集車に限らず、その他の支援物資も教育が不十分なまま物品が送られていることは多々あります。例えばサイニャブリでもごみ処分場にあるクレーン車がパンクを理由にまったく使用されていません。りんごさんがおっしゃるように使われなくなった箱もの施設もかなりあります。私個人としては、日本の請負業者へ流すというよりは、ラオスの人たちで完結するように、箱ものを購入、建設した後もきちんとアフターフォローすることが大切かなと思います。ビエンチャンでも分別などの環境教育は行われているようですが、単発なものが多いです。私も隊員になって実感したのですが、使われていない箱ものが多すぎること、本当に必要なのかということ、ラオス人が使いこなせるかと、購入しっぱなしになっていないかなど、考える必要があると思います。まだまだラオスでは医療、教育分野が優先されていますが、日本のような公害問題を防ぐためにも、ハード面、ソフト面からの対策は必要だと思います。
     長くなってしまいましたが、ご参考になれば幸いです。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    SAKKO

    1990年石川県生まれ。 2012年3月に大学(言語文化学科)を卒業し、神奈川県で3年間医療関係会社で営業の仕事をしたのち、青年海外協力隊参加。 隊次:平成27年度2次隊 職種:環境教育  派遣国:ラオス