歴史上、一人当たりの爆撃が最も重い国、知っていますか?

不発弾って聞くと、どんなイメージですか?

内戦があったカンボジアとか
ベトナム戦争があったから、ベトナムにもあるなーとか

でも、ここラオスにもまだまだたくさんの不発弾があることは
あまり知られていません

というか私もラオス派遣が決まって調べるまで知りませんでした

ラオスは
人口一人当たりの落とされた爆弾の量は世界一
戦後残された不発弾は8000万個以上
世界で最も激しい爆弾を受けた国です

なぜラオスに数多くの不発弾が埋まっているのか。

ベトナム戦争中に北のホーチンミンが
南ベトナムの戦いを支援するための
物資の補給路、ホーチンミンルート

そのルートの大部分はラオス山間部。
このホーチンミンルートを阻止する為、
アメリカ軍によって激しい爆撃が行われました。

DSCF2223

当時人口300万人ほどのラオスに
落とされた爆弾は200万トン以上
世界で最も一人当たりの爆弾が重い国です

COPEビジターセンター

当時の様子を知ることができるのが
首都ビエンチャンにある
COPEビジターセンター

COPEとは
不発弾の被害者の為の義手・義足支援NGO団体

国立リハビリテーションセンターのなかに
COPEビジターセンターがあります
DSCF2221なかでまず目に入ってくるのが
クラスター爆弾展示

クラスター爆弾とは1つの爆弾の中に
たくさんの小型爆弾がはっていて
親爆弾が空中で爆発するとたくさんの小型爆弾が
広範囲にばらまかれるというもの
DSCF2225長細いものがクラスター爆弾
丸いものが小型爆弾

1つのクラスター爆弾にはいっているのは580個の小型爆弾
1つあたりの殺傷能力は30メートル

義足体験もできます

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義足は想像以上にずっしりととても重かった

50ドル寄付すると義足1本分になるそう。
でも50ドルはラオス人からするととても高価なもの

このほかにもこの施設では
地雷で急に手足をなくした人の感覚を体験できたり
不発弾から作ったお土産を販売したりもしています。

不発弾を完全に撤去するまで100年以上かかると言われている

今ではさまざまな団体が地雷除去を支援してますが
爆発せずに残っている爆弾は落とされたうちの2割以上

この不発弾は今でも人々の生活を苦しめています。

特に爆撃が激しかったとされるシェンクワン県
シェンクワン県の病院で活動していた先輩隊員の話では、
今でも被害にあった人が患者で運ばれてくるのだそう。

(首都やルアンパバーンなどの観光地、協力隊員が実際に活動しているところは
大丈夫です。危険な場所はJICAから渡航禁止区域となっています)

DSCF2218ラオスに来たら
ビエンチャンにきたら

ぜひ訪れてほしい場所です

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ABOUTこの記事をかいた人

SAKKO

1990年石川県生まれ。 2012年3月に大学(言語文化学科)を卒業し、神奈川県で3年間医療関係会社で営業の仕事をしたのち、青年海外協力隊参加。 隊次:平成27年度2次隊 職種:環境教育  派遣国:ラオス