青年海外協力隊の実態から考える、合格しやすい人の特徴

青年海外協力隊として実際派遣されてみたら
要請がなかった、全然違うことをもとめらた!
というのは協力隊のなかではよく聞く話。

実際私や私のまわりはどうだったか、
そのことからどんな人が合格しやすいかをお伝えします。

そもそも青年海外協力隊の要請とは?

要請とは就職活動でいう募集要項のようなもの

どんな職場で具体的にどんな仕事をするかが書かれています
要請ごとに協力隊は募集されます

過去の要請はこちらから
要請情報検索

ただし要請がでてから隊員が派遣されるまでの期間は1年以上。
途上国では上司が変わると部下も変わって
引き継ぎもされないことも多い

実際赴任してみると
要請に書いてある仕事が求められていない。
全く違う仕事が求められる!
なんてことがしばしば。

これが協力隊あるあるといわれていることです

実態は・・・

たしかにこういう場合は私の周りでもありました

楽器で音楽を教えてほしいという要請内容の
青少年活動隊員。
実際に赴任したら楽器がない

パソコンインストラクターなのに
行ってみたらパソコンがない

観光隊員なのに赴任したら
日本語を教えてくれと言われた。。。

そもそも農業系のコミュニティ開発だったのに
職場が崩壊し体育教師になった
など

私の場合

私の要請は
以前に行っていたプロジェクトの継続、モニタリング

具体的には
①家庭用コンポストの巡回
→赴任したら
「なんでコンポスト見に行きたいの?」
「もうやってないよ!」

②学校での巡回、環境教育の実地
→そもそも私の配属先は教育活動を行うところではない

という感じ。
まあでも私から提案すればとりあえずしぶしぶやってくれますが。

JICAとしては

ラオスでは私意外でもこんな状況の人がたくさんいるので
やはり問題に

JICAラオスはとても親身に話を聞いてくれて協力的で。
この状況はよくないのですり合わせを行おうとしてくれています

技術補完研修で言われたこと

いいボランティアとはなんなのか。
いい活動をしてきた人の特徴。

要請にとらわれずに活動した人
だそうです。
成功した内容が職種と関係なかった
という人

要請=必要なもの
とは限らない

このことに関しては
協力隊員の中では超有名なブロガーである
宮崎大輔さんも書いています

青年海外協力隊の経験、世界中で協力隊関係者と情報交換した経験、任地へ戻って調査した経験から、青年海外協力隊の意義は「任地が抱える本当の課題=イシュー」を見つけることだとわかった。

本当にいい記事です

「イシューからはじめよ」青年海外協力隊のボランティア活動・国際支援が帰国後も現地住民だけで継続するたった一つの方法

活動が持続していない部分は残念ですが、
ダイスケという名前が残った。
それは本当に意義のあることだと思う

私の場合

コンポストの活動にかなり縛られていました
それも前任者の中心の活動だったし
要請にも書いてあるし。

でも正直持続性がない
でも要請内容だからやらなくちゃ。。。
とずっと私自身悩んでいました。

それを先輩隊員に相談したところ
私がいいと思ってないなら、やっちゃだめだよ!
自分がいい!と思ったものを配属先、村の人にもつたえなきゃ
と言われてはっとしました。

ボランティアで協力隊は
仕事がはっきりしていないことも多いため、
探り探りのところがあります。

「これは自己満足ではないか」
「任地のためになっているか」
「持続性はあるか」

そのため、子供に向けた環境教育に方向を転換
なかなか配属先の理解は得られないけど
任地にとっては必要。

環境のレクチャーをするパートナー

と、いってもコンポストを通じた環境教育も
知りたいといってくれる人は少数ながらいるので
巡回はつづけようかと思います。

まとめ

要請が行ってみたらなかった
という事実は頻繁にあります。

それに対してJICA側も(ラオスでは)そのようなことが
ないように努めてくれていますが
特に曖昧な要請、資格のいらない要請などはそのようなことも多い。

なので自分で課題を発見すること
ひとつことにとらわれない
柔軟さをもっていることも
協力隊には必要。

特に専門性のない人は
幅広くアピールするのも手。

行って現場をみて要請にとらわれずに任地に必要なことを
活動にすることが大切。
まあそれが大変なんだけど。

それができるのは、開発コンサルタントでも専門家でもない
協力隊ならではです。

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ABOUTこの記事をかいた人

SAKKO

1990年石川県生まれ。 2012年3月に大学(言語文化学科)を卒業し、神奈川県で3年間医療関係会社で営業の仕事をしたのち、青年海外協力隊参加。 隊次:平成27年度2次隊 職種:環境教育  派遣国:ラオス